亜麻仁油・フラックスシード

昔「癒す心、治る力 [ アンドルー・ワイル ]」の本でお勧めされていて知ったのが亜麻仁油。アマという草の種子から取れる油で、食用の他に油彩や塗装にも使われる。油ではなく亜麻の挽き割り粉の亜麻仁粉もある。英語だとフラックスシード。

昔から自然食品・有機無農薬系の食品を扱う店にはあったものの、テレビなどで取り上げられるようになって、最近はスーパーなどでも売られるようになった。国産のサプリも多数出ている。

効能としては、オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)などの不飽和脂肪酸を豊富に含み、からだの炎症的な変化を軽減し、異常な血液凝固を防ぎ、おそらくは細胞および組織のがん性、消耗性の変化を防ぐ効果があると考えられている…と、上記の本でも書かれている。

このオメガ3脂肪酸は、亜麻の他には魚に豊富な脂肪(油)で、イワシ、ニシン、サバ、鮭など青魚に多いそう。実際オメガ3脂肪酸を摂取することを目的にした魚サプリも(アメリカなど)では売っている。そのまま魚の油を固めたのかと思うような魚臭いソフトジェルのサプリが多い…。夏場は危険な匂い。これは日本ほど魚を摂らないせいや、なんでもサプリで摂取したいお国柄もあると思われる。

ただし本では、魚(海や河川)の重機金属汚染の問題などを取り上げていて、お魚サプリは推奨していない。サプリの原料は大体が産地不明だし、危険なものが混じっていた場合、濃縮されて危険だからというのもあると思う。

食べ物の魚の方は、産地を見極めて食べるようにという話で重要視している。プラスこの亜麻仁油などを取ることも勧めている。魚を食べる日本人的にはこちらで充分。

亜麻仁油の摂り方は、オリーブオイルの代わりにサラダにかけるとか、スプーン一杯飲むとかがよく言われる方法。匂いにクセがあるのであまり炒め物などには使われない(?)苦手な人は亜麻仁粉の方をサラダなどにかけたり、クッキーやパンに混ぜ込んだりする方法が本でも提案されていた。更に駄目なら亜麻仁サプリという手も。

これも勿論、アレルギーやアナフィラキシー反応を起こす場合があるので、症状が出たらすぐに服用をやめる。

  

【文献】
国立健康・栄養研究所 亜麻仁油
日本製粉 アマニ(亜麻仁)について